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2006.01.20 辞意表明

「辞めさせていただきます」

いってきました。

事前にS氏が社長と部長にアポをとっていたので、T氏や僕も同行。

S氏が前日に辞意表明をしていたのですが、あと2人いることは伝えてません。

そんなこと伝えたら部長があちこちTELしまくって、大ごとになっちゃいますから(笑)

午後7時に名古屋市内のとある喫茶店にて。

喫茶店に入ってきた僕ら3人を見たとき、2人は固まってました。

あ、目が点になってる・・・(・ ・)

とりあえずコーヒー注文して、出てくるまでのこのフンイキ・・・ 。

苦手なんだよなぁ、こういうの (笑)

口火を切ったのはS氏。

「何の話かすでにお分かりかと思いますが。」

言いながら退職願を差し出す。

みんな、どれも同じ文面で。

社長 「ん~・・ど、どうしてなの?」

S氏が説明します。

彼はいまでこそ業績不振のあおりを受けて一店舗の店長してますが、

その前は全店舗統括マネージャーだった人。

当然、役員との接触や経営的なところにどっぷり浸かっていたわけで。

僕よりも何百倍と会社のダークでアングラな部分を知っています (笑)

当然、今までそれらについて改善すべき部分を指摘しつづけてきています。

このままじゃいけない。

ここを直さなきゃいけない。

これじゃお客様が離れちゃうよ。

ずっと言ってきましたよね?

何度も何度も。

でも、もう疲れました。

で、3人で東京の会社に行きます。

社長、部長とも明らかに混乱しているのが分かります。

部長は眉間に指をあててじっとしちゃってるし、

社長はT氏のネクタイの結び目をぼ~っと見てる・・・(^^;

で、何が気に入らないの?

みたいな質問を繰り返すのみ。

いくつか反論はしてくるけれど、それはもう重要なことじゃない。

全ていままで何度も何度も訴えてきたこと。

「とりあえず預かっておくからよく考えなおして」

いや、だって、もう、たっぷり、十分に考えたんですケド (^^;

「周りの混乱もあるからさ、あとひと月はこのこと内密にしてくれよ」

たぶん、これがいま現在の彼らがとれる最善の対処なんだろうな。

なにしろ2人にとってこの話は晴天の霹靂(へきれき)。

僕ら3人が辞めるなんて思ってもなかったはず。

対して僕らは約4ヶ月の間考え、議論し、行動してきた。

もう後には戻れない。

てか、戻らない (笑)

でも、会社にはすご~く感謝してます。

非常に濃い時間と経験を与えてくれた。

以前の事業の失敗から立ち直らせてくれた。

なにより、いまのこのメンバーと出会えることができた。

何の恨みもないし、本音を言えば今後も発展して欲しい。

僕らは目指すべきところへゆくのみ。


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